WordPressを利用している方の中には、「カテゴリー」と「タグ」の違いや使い分けが難しいという方が多いのではないでしょうか。
わたしもWordPressを使い始めた頃は、「なんだこの2つはどう違うんだ。よく似ているというか全く同じではないか」と一人でぶつぶつと言っていました。
そんなわたしの実体験も含め、今回の記事では徹底解説していきたいと思います。
カテゴリーとタグの違い
カテゴリー | タグ | |
意味 | 記事(ファイル)を納めるフォルダ | 記事(ファイル)に貼付する札 |
インデックス登録 | 基本的にインデックスしている | 一般的にnoindex設定にしている |
カテゴリーはフォルダのような概念
まずは「カテゴリー」から見てみましょう。
「カテゴリー」とは、記事をまとめて管理するフォルダとしての役割があります。
記事をカテゴリー毎に分類せずにいると、どこに何の記事があるか分からなくなります。
記事数が100、200と大量にあるブログがある場合は、ページネーションをポチポチするのが本当に面倒です。
なので、「カテゴリー」は絶対に設定しましょう。
カテゴリーは親子関係で!
重要度的には大きい分類をカテゴライズしていくために使います。
大きい分類をカテゴライズしていくために使うということは、より小さくカテゴライズしていくことも可能だと気付くと思います。
つまり、カテゴリーは親子関係を持つことができるので、階層構造にすることが可能です。
タグは札のような概念
次に見ていくのは「タグ」です。
「タグ」とは記事に目印として付ける札のようなものです。
カテゴリー毎に分類のまたがる記事も存在します。
そういうときに「タグ」を設定しておくと便利です。
具体例
具体例を見てみましょう。
ここでは食肉についてお伝えするブログとしておきます。
まずは「カテゴリー」からです。
食肉という「親カテゴリー」の中に、牛肉と豚肉という「子カテゴリー」が存在します。
これが「親子関係のカテゴリー」です。
次に、見て欲しいのが「タグ」です。
牛肉カテゴリーにも豚肉カテゴリーにも両方共通するトピックスがあります。
そうです。「ロース」です。
こういうカテゴリーをまたがるものに「タグ」を設定していくわけです。
まとめ
どうでしょうか。
「カテゴリー」と「タグ」の違いは分かりましたか?
最後にもう一度まとめておきましょう。
「カテゴリー」とは記事をまとめるファイルです。
Googleにインデックスはしてもらい、親子関係を持つことができる。
「タグ」とは記事につける付せんのようなものです。
Googleにはインデックスはしてもらわずに、親子関係は持つことはできません。
これを意識してWordPressで設定してみてください。
頑張ってください。
今回の講義はこれで終わります。
では、またお会いしましょう!